学習支援センターとは、川内北キャンパスのマルチメディア研究棟内にある学部1、2年生の学習をサポートする団体。物理、数学、化学などの理系科目やレポート作成、英会話の学習サポートを主に行う。授業についていけない学生から、議論を楽しみたい、先取りで履修をしたいという学生を中心として、昨年度は延べ約3000人の学生の利用があった。
学習支援センターには「ともと学ぼう、ともに育とう、ともそだち」というコンセプトがあり、学生同士での主体的な「学び合い」をサポートするのが最大の目的だ。
学習サポートの担い手となるスタッフ(SLA)は学部3年生から博士課程学生という学部1、2年生にとって先輩にあたる人々。同じ学生ということで気軽に問題や、解決したときの面白さを共有し合うことができる。
対応の方法も単に答えを教えるのではなく、一緒に考え、対話することで利用者の学生自身が主体的に答えを導き出すことを基本としている。SLAメンバーの一人は「学生やほかのSLAメンバーとの対話・交流を通して、こちらが教えられることも多い」と話す。
学習支援センターではこれら個別質問対応のほか、学生同士での自主ゼミや特定の授業とリンクした形で行う支援、不定期で学習イベントも行っている。SLAの教員センター員、足立佳菜さん(高度教養教育・学生支援機構 助手)は高校生に向けて「勉強で困ったときも、もっと勉強したい、という時も、SLAがいます。大学での学びをぜひ楽しみにしてくださいね」と語った。
学習支援センターはオープンキャンパス中、7月27、28日の両日にわたって大学での勉強の紹介、高校生の相談受付を行っている。場所は川内北キャンパスのマルチメディア教育研究棟1階SLAラウンジ、時間は午前10時~午後4時。
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